ヘルスインフォメーションの
田澤です。
人生100年時代
と言われて久しいですが、
《120年》に変わる
可能性があることを
ご存知でしょうか?
加齢に伴う老化症状や
病気などの疾患を
予防できると期待されている
その技術は
「セノリティクス」といいます。
世界が注目している
セノリティクスは、
分裂を停止したまま
体内に居続ける
老化細胞を選択的に除去する
手法です。
老化細胞は
30代頃から増え始め、
年齢を重ねるにつれて
除去スピードは遅くなっていきます。
老化細胞による症状としては、
▶肌のハリ低下
▶シワ、たるみ
▶運動機能の低下
▶記憶力の低下
▶関節の痛み
▶疲労感
などなど
日常的に感じやすい
不調につながります。
しかし
マウスでの研究では
この老化細胞を
30%除去しただけで、
★筋力や持久力の改善
★腫瘍の発生を抑制
★臓器や組織の機能が改善
★慢性炎症の改善
★便通の改善
このような結果が
得られています✨
老化細胞は死なずに
周りの細胞を攻撃する
「ゾンビ細胞」や「悪玉細胞」と
呼ばれるほど
大量に体内に蓄積すると
悪影響を及ぼす
不必要な存在です。
そこで今回は、
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肌と体の根本的な不調は
老化細胞
安全に排除する方法🥼
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についてご紹介します!
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セノリティクスの
研究データ
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マウスを用いた研究で
セノリティクスの興味深いデータが
数多く報告されています。
▶糖尿病の改善
腎機能の低下抑制や
合併症である
糖尿病性網膜症などの
予防効果を確認
▶動脈硬化の改善
頸動脈や大動脈の
硬化を抑制
▶認知機能の改善
記憶力や学習能力が改善し
認知機能の低下が
抑制された
▶肺線維症の改善
肺の組織が硬く線維化する
難治性の病気だが、
炎症が治まり
肺の線維化が軽減
これらは
マウスでのみ
分かっている効果ですが、
ヒトを対象にした
臨床研究も進行しています✨
病気を予防し
健康に過ごせる未来が
すぐそこまで
きているのです🥼
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危険性は?
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病気のリスクを低下させる
革新的な技術の
セノリティクスですが、
気になるのは安全性です。
セノリティクスの研究が
始められてから
現在に至るまで
約10年しか経っていないため、
長期的な安全性については
分かっていません。
実際に
これまでの研究で、
強力なセノリティクス薬の投与により
老化細胞だけでなく
正常な細胞までが死滅し
白血球や血小板が
減少したことで
重篤な副作用が起こったという
報告もあります。
そのため
ヒトでのエビデンスが
少ない段階で
安易に取り入れることは
控えた方が良いでしょう。
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老化細胞を排除できる
安全な方法
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セノリティクス薬を
使用しなくても
老化細胞を安全に
排除できる方法はあります💡
セノリティクスは
がんの治療薬として使用される
強力な医薬品と
自然界で摂れる
天然由来の成分の
2種類に分けられます。
老化細胞を減らす作用のある
代表的な天然由来の成分は
はこちらです🥼
▶ケルセチン
玉ねぎに多く含まれている
ケルセチンは、
代表的なセノリティクス成分です。
老化細胞を選んで
アポトーシスを誘導する働きがあり、
老化細胞を効果的に除去できます✨
▶フィセチン
イチゴやキュウリに含まれる
フィセチンも
フラボノイド系の
セノリティクス成分です。
炎症性サイトカインの抑制や
炎症を引き起こす物質である
老化関連因子 SASPへ
働きかける作用が
報告されています。
普段の食事から
摂り入れられる食材に
老化細胞を抑制する
働きがあるので、
積極的に取り入れていきましょう。
また
薬に頼らずに
栄養管理や運動により
老化細胞を抑制できるのかという
臨床試験も行われています。
ある研究では
タンパク質の摂取量を抑えたところ
老化細胞の減少が
73%に達したという
報告があります。
また、
40~69歳の867名を
対象とした調査では
日常生活で運動を増やしたところ
細胞レベルでの老化度を表す
生物学的な年齢が、
実年齢よりも低くなったことが
分かりました💡
座っている時間を
軽い運動に置き換えたところ
生物学的な進行を
遅らせることができたのです。
つまり
セノリティクスの効果だけに
頼るのではなく、
食事や運動
睡眠といった
生活習慣の改善こそが、
自然な形で
老化細胞を減少させる
非常に重要なポイントなのです💡
暦年齢は変えられませんが、
細胞年齢は毎日の努力次第で
どんどん若くできます💪
細胞レベルで
病気知らずの健康体を
目指していきましょう!

