日刊マガジン

毎年1~2月に風邪をひく…その原因、今年こそ知ってください。

こんにちは!

ヘルスインフォメーションの
大場です。

今年も、
体調を崩す人が一気に増える
“あの時期”が近づいてきました。

その時期とは、
冬土用(ふゆどよう)です。

2026年の冬土用(ふゆどよう)は
1月17日(土)〜2月3日(火)。

実はこの約2週間、
毎年かならず風邪や不調が出る人が
はっきり増える期間です。

ですが、
正しい過ごし方を知っていれば、
ほとんどの不調は回避できます。

むしろこの時期は、
過ごし方を知っているかどうかだけで

・風邪をひく
・疲れが取れなくなる
・メンタルが落ちる

かどうかが、
分かりやすく分かれる
「体調の分岐点」。

 

今回は、毎年この時期に
風邪をひいてしまう人にこそ知ってほしい

「冬土用の正しい過ごし方」

をわかりやすくお伝えします。

来年の予定を立てるときの
“体調管理のガイド”として
ぜひ参考にしてくださいね。

 

■そもそも「冬土用」とは?
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土用と聞くと
「土用の丑の日=うなぎ」を
思い浮かべる方が多いですが、
実は 季節ごとに土用が存在します。

・冬土用

・春土用

・夏土用

・秋土用

この4つは古くから
“季節の変わり目” とされ、

昔の人はここを
「無理をしてはいけない期間」
として大切に扱ってきました。

 

特に冬土用は、
一年の中で最も体が冷え、
負担が蓄積しやすい時期。

ここで無茶をすると
・風邪
・倦怠感
・回復が遅い
などの“疫(えき)=病”を
呼び込みやすくなると言われてきました。

現代風にいえば、
少しの無理が「免疫の乱れ」に
つながりやすい期間と言えます。

 

■冬に風邪をひきやすい人の共通点
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それは「休むべきタイミングを知らない」こと。

冬に毎年のように風邪をひく人は、
この“冬土用”の存在を
意識できていないことが多くあります。

 

年末年始で疲れを溜め、
そのまま冬土用に突入し、
さらに仕事や予定を詰めこむ——。

この状態では、
体が季節の変化に合わせて行う
“調整” が間に合いません。

その結果、

「風邪を引く」
「年明けからずっとだるい」

といった不調につながるのです。

 

■ 多くの人が誤解している“免疫力”の正体とは?
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冬の不調を考えるうえで
欠かせないのが、

そもそも
「免疫とは何か」 を
正しく理解することです。

私たちは日常的に
「免疫力を上げる」
「免疫力が下がる」
といった表現を使いますが、

実は——
“免疫力”という言葉は
医学の正式な用語ではありません。

本来、免疫はもっと
複雑で繊細な仕組みで成り立っています。

代表的なものだけでも、

・自然免疫
(母親から引き継がれた初期防御)

・獲得免疫
(経験から学習して強くなる防御)

・免疫過敏
(アレルギーなど)

といったものがあり、

免疫は単純に
“強い・弱い” で語れるものではありません。

 

■ では「免疫力を上げたい」とは
本来どういうこと?
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免疫は、経験を通して育つ仕組みです。

・いろんな菌に触れ

・ときに熱を出して戦い

・身体が「次に同じ敵が来たときの対処法」を学ぶ

この繰り返しによって
免疫は少しずつ賢くなり、

病原体を見分けたり、
効率よく対応できるようになります。

 

しかし、現代の生活では
過度に菌を避ける生活を
しがちなうえに、

忙しさやストレスによって
体が消耗しやすい状態になっています。

 

すると——

本来は経験しながら
調整していくはずの免疫が、

経験を積む前に体が消耗してしまい、
季節の変化に適応しにくくなるのです。

 

特に冬土用のような
“季節の変わり目”は、

体が内部で大きな調整を行うタイミング。

この時期に無理をすると、
その調整を行う余力すら奪われてしまい、
風邪やだるさといった不調が出やすくなります。

つまり——

「免疫が弱い」のではなく、
“調整が追いつかないほど体が消耗している”
ということ。

だからこそ、冬土用に
“消耗させない過ごし方”が欠かせないのです。

 

■冬土用にしてはいけないこと
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“免疫”とは本来
「疫(えき)を免れる」という意味でした。

昔の日本では
「冬土用に土いじり(畑仕事)をすると、
疫が降りかかる」
と言われていたそうです。

これは、

体が大きく調整している時期に、
負荷をかけると体調を崩しやすい

ということ。

現代での“土いじり”にあたるのは、

・過労
・過密スケジュール
・夜更かし
・休まない生活

といった 心と体への無茶です。

では、具体的にどんな行動が
“負荷”にあたるのか。

ここからは、
冬土用の期間の
具体的な過ごし方を
わかりやすくお伝えします。

① とにかく“無理をしない”
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冬土用は、
身体が内部で多くの変化に対応しているため、
いつもより負担に敏感になります。

・予定を詰めすぎない

・長時間の残業を避ける

・夜更かしをしない

といった、小さな「無理を減らす工夫」が
調整中の身体を守る大きな助けになります。

“これくらい大丈夫”と油断をすると
冬土用の時期は体調の乱れに
つながりやすいので注意が必要です。

 

② 身体の“調整力”を邪魔しない
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冬土用付近は、

・だるさ

・喉の違和感

・眠気

といった小さなサインが出やすくなります。

これらは“休んでほしい”
という身体からのメッセージ。

無視して動き続けると、
調整が追いつかず
体調を崩しやすくなります。

「少し変だな」と感じたら、
その日の予定を軽くする、早く寝るなど、
早めの対応を心がけてください。

 

③ 心と体を整える“余白”をつくる
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冬土用は本来、
心身を静かに整えるための期間
とされてきました。

忙しさに流されるのではなく、
意識的に“余白の時間”をつくることが大切です。

おすすめは、

・湯船でゆっくり温まる

・ゆっくり食事をする

・スケジュールにあえて空白をつくる

といった、ごく小さな習慣。

これらの時間を意識的につくることで、
冬土用のあいだ、
体が行っている“調整の働き”に余裕が生まれます。

無理を重ねず、心身に余白を持たせることが
結果として負担を減らすことにつながります。

冬土用は、
体が季節の変化に備えて
静かに調整を行う、とても大切な期間です。

この時期に無理を重ねてしまうと、
その調整が追いつかず、
不調につながりやすくなります。

反対に——
少し立ち止まり、
心身に余白をつくることで、

体が本来行おうとしている働きを
邪魔せずに済みます。

ぜひ、来年の手帳の
1月17日〜2月3日には

「冬土用。ゆったり過ごす期間」

と書き込んでおいてください。

そしてこの期間は、

・睡眠をしっかり取る
・予定を詰め込みすぎない
・“頑張らない日”をつくる

こうした小さな工夫を意識してみてくださいね。

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