こんばんは!
ヘルスインフォメーションの大井です。
前回「赤い光」を浴びるだけで血糖上昇を
抑える可能性についてご紹介しました。
https://sub.health-information.net/backnumber/pJ2UFyTXvJl6
実はこの「赤い光」、
関節の痛みや炎症にも効果が
期待されています!
そこで今回は、前回の続きとして、
「赤い光のさらなる健康効果」について
深掘りしていきます!
特に、関節の痛みや炎症に悩んでいる方は
必見です!
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赤い光の健康効果 第二弾
関節炎・関節の痛みにも効果!
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関節の痛みの従来の治療法
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関節の痛みといえば、次のような
疾患が代表的です。
・変形性関節症(OA)
・関節リウマチ(RA)
・スポーツや加齢による関節炎
これらの疾患では、炎症や変形が進行し
痛みやこわばりが日常生活に大きな
影響を与えています。
治療法としては、
・薬物療法
・ステロイド注射
・リハビリや運動療法
が一般的ですが、
副作用や継続した治療費用、
効果の持続性などの問題が指摘されて
います。
そこで、新たな選択肢として
注目されているのが…
「赤い光」を使った赤色光療法です!
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赤い光による赤色光療法とは?
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この技術は、次のような名称で
研究されています。
・赤色光療法
・LLLT(Low Level Light Therapy)
・PBM(Photo Bio Modulation)
・RLT(Red Light Therapy)
このテクノロジーは
「特殊な波長の光をあびるだけで
特殊な効果効能が得られる」
というものです。
赤色光療法の特徴をお伝えすると、
・1903年に赤い光の効果を発見した
研究者がノーベル医学賞受賞
・1960年代~関節炎やけが治療に応用
・NASAでも研究
・3000件以上の論文で効果が報告
と、海外での評価が高く
「100年に一度の健康に関する
最大の画期的発見の1つ」
と評価されているほどです!
▼特殊な波長とは?
「波長」というと難しそうですが
そんなものかな…と読み流して
いただいて大丈夫です。
この技術で使われるのは2つの光
・赤色光(620~750nm)
・近赤外線(750~1200nm)
です。
2種類の光にはそれぞれ
特殊な働きがあって、
・細胞のミトコンドリアの活性化
・血流改善
・炎症の抑制
・細胞の修復促進
・血流改善
・組織の再生促進
などの効果が報告されています。
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関節炎に対する「赤い光」の最新研究
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実際に、関節炎の患者に対して
赤色光療法を行った研究では、
【変形性関節症(OA)への効果】
・関節痛の軽減
・関節の動く範囲拡大
・軟骨の厚さが改善
・関節置換術が必要となる割合が低下
【関節リウマチ(RA)への効果】
・痛みの軽減
・手の機能改善
・炎症マーカー低下
・朝のこわばり低下
などが報告されています。
(参照:Zhang R, Qu J. Int J Mol Sci.
2023)
ただし、「効果に差がなかった」とする
研究もあり、
今後の研究が期待されています。
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赤い光を取り入れる方法
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赤色光療法を試してみたい!
という方には2つの選択肢があります。
1 クリニックやエステで受ける
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赤色光療法の機器はクリニックや
エステなどに導入されています。
まだ数は多くありませんが、
ホームページなどで探してみると
よいでしょう。
クリニックで受ける場合は
医療保険が使えない自費診療のため
クリニックごとに費用が異なります。
2 赤色光療法機器を購入する
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日本でも赤色光療法の機器を
入手することができます。
毎日使用できて通院がいらない点が
魅力ですが、機器によって
性能のばらつきがあります。
購入を考える際には、
・波長は適切か(620~1200nm)
・出力(光の強さ)は十分か
・保証の有無
(保証があるか)
などをチェックして慎重に選ぶことを
おすすめします。
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赤色光療法は関節以外にも、
美肌、薄毛、傷の治療など、
美容・健康の幅広い分野で
注目されています!
また新しい情報が入り次第
お届けしますね。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!