日刊マガジン

【尿漏れ不安】誰にも言えない悩みを自宅でこっそり解消しよう!

「あ、まずい…!」
くしゃみをした瞬間、
そんな風に感じたことはありませんか?

花粉症や風邪の季節になると、
マスクをしていても
「くしゃみの音が恥ずかしい」 と感じることが
ありますよね。

でも実は、
それ以上に気になるのは――

「くしゃみのたびに感じる
尿もれしそうな不安」

これは、産後や年齢を重ねた女性の
多くが抱えている困りごとなんです。

実は私も、産後しばらくの間
悩まされた1人でした。

他にも、

咳をしたり突然笑ったりした時に
尿がもれたことがある

急にトイレに行きたくなり
我慢できない

重い荷物を持ち上げると
尿がもれる

下腹部がぽっこりしてきた

お腹に力を入れると不安

もし上記に一つでも該当する方は
最後までご覧ください。

これらは「骨盤底筋の衰え」の
サインかもしれません。

骨盤底筋は、膀胱や子宮、直腸を
ハンモックのように支える
インナーマッスルです。

この筋肉が弱くなることで、
尿道がしっかり締まらなくなり、
ちょっとした腹圧で「もれ」が起こります。

特に女性は、妊娠・出産による負担や、
更年期によるホルモンバランスの変化で、
骨盤底筋が弱くなりやすい傾向があります。

「尿もれなんて恥ずかしくて
周りに相談できない」

とお悩みの方が大変多いのですが、
実に、女性の8割に尿もれ経験がある
とのアンケート結果があります。

(KAO調べ)

そして
「少しの尿もれだから大丈夫…」

そう思っている方はご注意ください。

そのままにしていると筋肉は加齢とともに衰え
症状が徐々に進行していきます。

すると、、、

頻繁な尿もれでパットが手放せなくなり
不安で長時間の外出ができなくなり
骨盤内の膀胱や子宮などを支えられなくなり
下腹部がぽっこりになり
臓器が膣から外に出る「子宮脱」に・・・

このように
ちょっとした尿漏れだと思って
放っておくことで
健康状態まで左右しかねない
深刻な状況になるリスクが高まります。

そのようなことにならずに
何歳になってもイキイキと大笑いしながら
楽しく外出できる日々を目指すために

本日は
■□━━━━━━━━━━━━━□■
尿もれは骨盤底筋の衰えのサイン
今からでも大丈夫!
自宅で鍛えて外出の不安をなくそう
■□━━━━━━━━━━━━━□■

でお届けします。
よろしくお願いいたします。

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◆骨盤底筋ってどんな筋肉?
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骨盤底筋は、
骨盤の底に広がるインナーマッスルで、
膀胱・子宮・直腸を下から支える

“縁の下の力持ち”です。

主な役割は3つ。

・尿や便をコントロールする
・内臓を正しい位置に保つ
・姿勢や体幹の安定をサポート

ですが、加齢や運動不足、
出産、更年期の影響でこの筋肉が弱ると、
尿もれや体型崩れの原因になります。

衰えが進行して子宮脱などになると
器具を挿入したり
手術をしたりする必要がでてきます。

◆骨盤底筋は鍛えられる
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ここまで読んで不安になった方も
ご安心ください。

骨盤底筋は鍛えられます。

実際骨盤底筋に対するセルフケアを指導した
研究結果では

・42%に尿失禁がなくなった
・92%が症状が改善した

との報告があります。
(大西ら、2011)

少し症状が改善するだけでも
生活への不安が大分なくなりそうですね…!

ただし、
見えない・感じにくい筋肉だからこそ、
「正しく動かす」ことが超重要。

よくある間違いは――

・お腹やお尻に力が入っている(△)
・呼吸を止めてしまう(△)
・いきんでしまう(✖⇒逆効果)

これでは効果が半減、
もしくは逆効果になることも…。

正しく動かすコツは
”呼吸”にあります!!

実は骨盤底筋と横隔膜は
連動して働きます。

つまり、横隔膜が上がる
(=息を吐く)と
骨盤底筋も引きあがり締まります。

そのため、

息を吐きながら骨盤底筋を締めて
吸いながらゆるめる
**********

を意識しましょう

理想的なのは

「骨盤底筋以外の場所は
力を入れずにリラックスしていること」

です。最終的には目指せるといいいですね!

そこで、まずは骨盤底筋を
動かせるかどうかをチェックしてみましょう!

◆骨盤底筋セルフチェック!
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1 横になり尾骨の先端を探す
(お尻の割れ目を上から下にたどり
最後のとがった部分)

2 尾骨の先端を指先で触る

3 骨盤底筋を締めて、尾骨が指先から
離れる感覚があればOK

実はこのセルフチェック自体が
骨盤底筋トレーニングになります。

動かし方の感覚がつかめるまでは
1日数秒からなど取り組んで
正しい動かし方を身につけましょう。

もしこれが「できたよ!」という方は
次のステップに進んでみましょう♪

◆骨盤底筋トレーニング
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ここからは具体的なトレーニング方法を
お伝えします。

すべてのトレーニングにおける
ポイントがあるのでお伝えします。

************
・呼吸は止めない

・最初はすきま時間に5~6回ずつ
毎日数セットからスタート

・慣れてきたら、
朝晩各10~20回と回数を増やし
継続することを目指しましょう
*************

① 椅子に座ってトレーニング
————————————
膝の間にクッションを挟み、
息を吐きながら骨盤底筋を締め、
息を吸いながらゆるめる

② うつぶせでリラックストレーニング
————————————
お腹の下にタオルを入れ、
つま先を立てて息を吐きながら
骨盤底筋を締めるーゆるめる

③ 寝ながらトレーニング
————————————
仰向けで膝を立て、
息を止めずに
肛門と膣だけを意識して
締めるーゆるめる

いかがでしたか?
どれも骨盤底筋に対して
やることは同じ「締めるーゆるめる」を
繰り返すだけです。

コツさえつかめば
仕事中、家事をしながら、寝る前になど
いろいろなシチュエーションで行えます。

ただし、「ながらトレーニング」できるからこそ
地味で忘れがちになることも・・・

私も産後、尿漏れに悩み
頑張ってトレーニングをした覚えがありますが
最近は忘れていました・・・

年を重ねてからも尿もれを気にせずに
思い切りジャンプしたり
走り回ったり

お出かけしたりできる毎日を目指して
是非一緒に取り組みましょう!

本日もありがとうございました。

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