こんばんは。
ヘルスインフォメーションの鈴木です。
最近こんなこと、ありませんか?
☑︎ 物忘れが増えた
☑︎ 集中力が続かない
☑︎ 作業スピードが落ちた
「もしかして認知症…?」
と不安になり、
脳に良い食べ物やサプリを試そうかな…
と思っている方。
実は
サプリに頼るよりも先に、
誰でも今すぐできる認知症予防があります。
それが …..
\換気/
です!
いやいや、それだけ?
って拍子抜けしましたか?
実はとても大切な要素なんです。
=============
室内で過ごす時間が危険?
=============
私たちの生活の大部分は室内です。
調査によれば、
人は、日の約4分の3を室内で
過ごしていると言われています。
そして驚くことに、
室内の空気は外の大気よりも
2〜5倍汚れているという報告もあります。
つまり、
脳を守るためにまず見直すべきは
_______________
家の空気の質
_______________
ここからは、
室内の空気がどのように
脳に影響するのかを見ていきましょう。
=============
換気が大切な理由
=============
あなたは料理の際に、
ちゃんと換気扇を回していますか?
ガスコンロを換気なしで使うと、
二酸化窒素やPM2.5などの
有害な微粒子が充満し、
屋外基準の100倍以上になることも!
^^^^^^^^^^^^^^^^
しかも、
PM2.5は無臭で目に見えません。
気づかないうちに、
窓を閉め切ったまま
一日中吸い込み続けてしまうのです。
さらにトイレや掃除で使用する
消臭スプレーや漂白剤、消毒液。
これらも空気中に化学物質を放出します。
このように気づかないうちに私たちは、
室内の空気を「汚して」しまっているのです。
=============
見えない敵・PM2.5と脳の関係
=============
PM2.5とは
直径が 2.5マイクロメートル以下
のとても小さな粒子のことです。
どれくらい小さいかというと
髪の毛の太さの約30分の1ほどで、
目に見えないほど微細です。
煙や排気ガス、工場の燃焼、
さらには室内の調理や
掃除・消毒などでも発生します。
これが肺に入り込み、
血流を通じて全身を巡ります。
さらに小さすぎるため、
喉のフィルターをすり抜けて肺の奥まで届き、
血流を通じて全身を巡ります。
さらに恐ろしいのは、
これらの微粒子は、
鼻を通じて直接脳に到達するルート
(嗅神経経路)があることです!
脳に侵入したPM2.5に反応するのが、
脳の神経細胞である
☑︎ 「脳の掃除屋さん」ミクログリアと、
☑︎ 「神経のサポート役」アストロサイト
本来は脳を守る存在ですが、
汚染物質に過剰反応すると炎症を起こし、
逆に神経細胞を傷つけてしまいます。
この慢性的な炎症が続くと
❌ 神経細胞が破壊される
❌ 記憶を司る海馬が萎縮する
❌ 神経ネットワークが壊れる
結果として、
もの忘れ・判断力の低下・言葉が出にくい…
やがて
認知症へと発展してしまうのです。
=============
え?たったこれだけでリスク上昇!?
=============
世界中の研究が示しています。
・PM2.5が1㎥あたり1μg増えるごとに、
認知症リスクは3%上昇
(ケンブリッジ大学
MRCエピデミオロジー・ユニット, 2025年)
・主要道路から50m以内に住む人は、
200m以上離れて住む人に
比べて認知症リスク7%増
(カナダ・オンタリオ州の研究, 2016年)
さらに、
高速道路や幹線道路沿いの住宅では、
リスクが10%前後高いという報告も。
つまり、
空気の汚れは脳をむしばむ静かな敵なのです。
■□━━━━━━━━━━□■
脳を守る!
今日からできる換気習慣
■□━━━━━━━━━━□■
室内換気をするだけで、
リスクは下げられます。
米国の環境保護庁(EPA)は、
PM2.5や窒素酸化物(NO₂)
といった
大気汚染物質の安全基準 を定めています。
この基準より
汚染レベルをわずか10%改善しただけで、
認知症リスクが最大26%も低下
したという結果が出ています!
つまり、換気は
「誰でも・今日から・タダでできる」
最高の予防法。
✅ 調理中は必ず換気扇+窓開け
✅ 掃除・消毒の後は必ず空気を入れ替える
✅ 朝起きたらまず窓を開ける
✅ オフィスでも定期的に換気
✅ 道路沿いでは空気清浄機を併用
薬やサプリよりも先に
窓を開ける、
その一呼吸が認知症予防になります。
未来の脳を守るカギは、
高価な健康法でも特別な治療でもありません。
今日から、
あなたの家の空気を入れ替えること。
いますぐ窓を開けて、
脳に新鮮な空気を届けてあげましょう。


