歩くだけで、痛み止めと同じくらい効くなんて…
信じられますか?
こんばんは。
ヘルスインフォメーション大井です。
このようなお悩みはありませんか?
・階段の上り下りがつらい
・膝が痛くて外出が怖い
・痛み止めを飲んでも効かない
・医師から「手術も考えて」と言われた
それでも
「注射や薬でなんとか…」と
我慢している方がいらっしゃるかもしれません。
――でももし、
歩き方を少し変えるだけで
痛みがやわらぎ、
自由に出かけられるようになったら?
今日は、そんな可能性をお届けしたくて
このテーマです。
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歩き方で
膝の痛みが軽くなる!?
痛み軽減のために
日常でできる工夫
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◆ 91%が膝の痛みを改善した
“歩き方の工夫”とは?
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アメリカのスタンフォード大学の研究で
変形性膝関節症の患者68人に
「足の角度を5〜10度変えて歩く訓練」
を行ったところ、
・膝の内側の痛みが大幅に減少
・ 痛み止めの使用頻度が大きく減った
・ MRIでも軟骨の劣化進行が抑制
結果、91%が
「痛みが軽くなった」と実感したそうです。
その程度は、なんと痛み止めと
同じレベルだったのです。
(Scott D Uhlrich, PhD、2025)
◆なぜ歩き方で膝の痛みが減るの?
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「膝の痛みの原因は軟骨のすり減り」
「一度すり減った軟骨は戻らないから
痛みはあきらめるしかない」
そう思っていませんか?
ですが、
実は軟骨には神経が通っていないため、
すり減っても痛みは感じません。
実際に、MRIなどを用いた
最新の研究では
軟骨のすり減りと膝の痛みには
明確な関係はないという結果が出ました。
(太田 誠ら、2021)
では痛みの原因は?
それは「関節周囲の炎症」です。
・靭帯や筋肉
・関節包(かんせつほう)
・滑膜(かつまく)
など
これらの炎症が引き金となり
痛みが現れます。
歩き方や姿勢のクセによって
関節に負担がかかり、
ねじれやゆがみが生じることで
炎症が生じたり
悪化したりしていくのです。
だからこそ
体の使い方の変化で
炎症が抑えられ、
痛みがやわらぐ可能性があるのです。
せっかくなら日常的に工夫して
痛みを軽減していきたいと思いませんか?
そこでここからは
自宅でもできる、
膝にやさしいケアを見ていきましょう。
◆薬にたよらず
今日から痛みを軽減するコツ
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1 歩く姿勢をスマホで撮影してみる
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つま先の角度が
極端に内側・外側に偏っていないかを
確認しましょう。
わずかな「足の向きの調整」でも、
負荷のバランスが変わり、
痛みが和らぐ可能性があります。
2 信頼できる専門家に見てもらう
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歩行指導や「歩き方のクセ」の分析は、
理学療法士や歩行トレーナーなどの専門家が
得意分野です。
無理に自己流で変えるよりも、
一度チェックを受けるだけで、
より安全に改善が目指せます。
3 適度に運動をする
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痛みの原因となる炎症体質を改善するためには
運動が効果的です。
・ウォーキング
・スイミング
・ヨガ
など、無理なく続けられる運動を
取り入れましょう。
4 食事で「炎症体質」をなくす
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膝の炎症は膝だけの問題と思いがちですが、
実は体全体の「炎症体質」が
関係していることも多いです。
抗炎症作用のある食材を
とり入れてみましょう!
▼おすすめの食材
・魚(特に青魚:EPA・DHA)
・野菜・きのこ・海藻類
・納豆・豆腐などの発酵食品
・良質なオリーブオイル
・緑茶・ターメリック(ウコン)など
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今回ご紹介した歩行の研究は
まだ一部の特別な施設で行われているものです。
ですが、
「足の角度を変えるだけで痛みが軽減した」
という事実は
これからのケアに
大きなヒントをくれていると思いませんか?
今あなたが感じている痛みも
これで終わりではありません。
まだまだ変えていける可能性が
十分にあります。
だからこそ、
痛みを少しでもやわらげるために
今日から歩き方や生活を
見直してみてくださいね。
今後も
薬に頼らない健康情報などがあれば
ご紹介していきます^^
お読みいただき
ありがとうございました。


