こんばんは、
ヘルスインフォメーションの
Masaです。
今回は、8月10日の
「健康ハートの日」をテーマに、
心臓や血管の健康を見直すポイント、
そして夏を元気に乗り切る体づくりについて、
たっぷりとお届けします。
心臓は命のエンジン。
そして夏の暑さで
負担がかかりやすい季節だからこそ、
日々の生活習慣から改めて見直していきましょう。
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「健康ハートの日」とは?心臓を守る生活の再発見
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日本心臓財団が制定する
「健康ハートの日」は、
毎年8月10日に
心臓病予防の啓発を目的に設けられました。
「ハート810(ハート・エイト・テン)」
という語呂合わせから、
この日が選ばれています。
心臓や血管に負担がかかりやすい
猛暑の時期に、
健康習慣や予防対策の大切さを思い出す好機です。
心臓病は日本人の死因の上位にある
重大な病気ですが、
予防できるリスク要因も多く、
毎日の積み重ねが将来の健康に直結します。
「健康ハートの日」は、
“何をすれば心臓が守れるのか?”
について実践的に考える日なのです。
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知っていますか?「健康ハート10ヵ条」
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日本心臓財団は、
心疾患予防のために
「健康ハート10ヵ条」を提唱しています。
改めて振り返ってみましょう。
「健康ハート10ヵ条」
・血圧・コレステロール・血糖値を管理する
・1日6g未満の減塩を意識
・30品目の多彩な食品で栄養バランス
・体重管理・内臓脂肪の蓄積防止
・週150分以上の有酸素運動の習慣化
・禁煙・節酒で心臓を守る
・ストレスをため込まず、リラックス時間を持つ
・睡眠の質向上
・定期健診を受ける
・家族や友人と健康情報をシェア
どれも特別なことではなく、
毎日の生活の中で意識するだけで
心臓病のリスクを大きく減らすことができます。
一つ一つの習慣があなたの“未来の健康”を作ります。
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夏の心臓リスクに負けない!猛暑対策と水分管理
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8月の猛暑は、
心臓にとって試練の季節です。
発汗が増えて脱水になりやすく、
血液の濃度が高まると
血栓症のリスクも上昇します。
特に高齢者や持病がある方は注意が必要です。
・コップ一杯の水分摂取をこまめに
・冷房の効きすぎで室内外の温度差が5℃以上にならないよう管理
・利尿作用のあるカフェイン飲料やアルコールに気をつける
・汗で失われがちな塩分・ミネラルも適度に補給
さらに、ランチやおやつで季節の野菜や
果物(トマト、スイカ、きゅうり等)を加えることで、
体に必要な水分・栄養の補給がしやすくなります。
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「脚は第二の心臓」歩く習慣で血液循環をサポート
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心臓の健康に不可欠なのが、
ふくらはぎの筋力です。
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、
歩行などで筋肉が収縮することで
下半身の血液を上半身に押し戻してくれます。
目安は「今より10分多く歩く」こと。
これは約1,000歩に相当します。
階段を使ったり、
買い物や通勤のとき少し遠回りするなど、
ちょっとした工夫が積み重なって心臓を助けます。
座りっぱなしや運動不足に注意し、
こまめに動くことがポイントです。
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「手の日」も同日制定!健康を支える“手”の役割
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8月10日は「ハンド(8)の日」でもあり、
日本手外科学会が啓発を行っています。
手は生活動作、運動、コミュニケーションの中心で、
多くの健康管理やリハビリ活動に欠かせません。
「手の健康に感謝しよう」という意味も込めて、
衛生管理(手洗い)や指先ストレッチなど、
日々のケアを心がけましょう。
手指の運動は脳トレにもなり、
認知機能の維持や心身の健康づくりにつながります。
握力や指のトレーニング、
簡単な折り紙や楽器演奏も効果的です。
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最後に
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8月10日「健康ハートの日」は、
生活習慣を見直すきっかけです。
心臓病予防のための10ヵ条を意識し、
猛暑やストレス対策、歩行や手のケアを日々の習慣に取り入れましょう。
“ちょっとした工夫”と“今日から始める意識”が未来の健康につながります。
今年も暑い夏が続きますが、
無理せず、笑顔で、心と身体を健やかにお過ごしください。
それではまた。

