日刊マガジン

【骨・細胞がやられる前に!?夏の”オキシグリ”対策】

こんばんは
ヘルスインフォメーションの
Masaです。

今日は夏に気をつけたい
骨や細胞、身体が蝕まれていく

「オキシグリ状態」

対策などを含め
より詳しく解説し、
対策をお届けします。

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オキシグリ状態とは?
そのメカニズムは?
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オキシグリ状態というと
あまり聞き馴染みがないと思いますが

Oxygenation(酸化)+ Glycation(糖化)の
2つが合わさった状態で

「酸化」と「糖化」、
そしてAGEs(最終糖化産物)による
老化のこと全般を指します。

老化と言いますが
ただ老いるだけでなく
他にも健康へのリスクがたくさんありますので

ぜひ知っていただきたい内容です。

「酸化」と「糖化」は、
どちらも老化の2大原因です。

・酸化(体の錆び)
⇨活性酸素が細胞を傷つけ、
シミ・シワ・動脈硬化などを加速。

紫外線やストレス、生活習慣などで酸化ダメージは加速します。

・糖化(体の焦げ)
⇨糖質(炭水化物や甘いもの)が
体内のたんぱく質と反応する

「メイラード反応」で
AGEs(最終糖化産物)という
老化物質を生成します。

AGEsが皮膚や血管、
骨などに蓄積すると、
弾力低下や黄ばみ、

動脈硬化、糖尿病、骨粗鬆症、認知症など

リスクが増大します。

酸化は「サビ」、糖化は「コゲ」。

どちらも細胞や組織をボロボロにする反応ですが、
近年では

糖化(AGEs)が老化の3割、
酸化が7割とも言われており、

美容や健康の観点から
両方の対策が大切です。

<糖化が引き起こす症状>
・肌のハリ
・弾力低下
(コラーゲン破壊によるたるみ・黄ばみ・くすみ)
・シミやシワの増加
(AGEsによるメラニン生成促進や真皮変性)
・血管の老化
・動脈硬化(血管壁への蓄積と硬化、心筋梗塞・脳卒中リスク増加)
・骨粗鬆症(骨へのAGEs蓄積)
・糖尿病・認知症・アルツハイマー
・がんとの関連
・慢性炎症促進(酸化・糖化・炎症は相互にダメージを拡大)

特に「糖質の過剰摂取」が原因。

「隠れ糖質」やジュース、スイーツ、パンなどに注意!

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酸化と糖化は夏に加速する
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特に夏は

・紫外線量ピーク(活性酸素増加による酸化ストレスUP)
・食生活の乱れ(そうめん・アイスなど糖質過多傾向)
・暑さ・脱水で抗酸化物質の摂取不足
・睡眠の質低下やストレスから糖化進行・酸化促進

つまり暑い季節には
「酸化」と「糖化」の両ダメージが
最大化します。

そのため、下記のような対策が必要になります。

『夏の抗酸化&抗糖化対策』
1. 紫外線対策+日常からの抗酸化
・日焼け止めは毎日必須。全身にしっかり塗る
・帽子やサングラスの着用
・朝・昼の直射日光を避ける

2. 食事で抗酸化・抗糖化ケア
・抗酸化栄養素(ビタミンACE、ポリフェノール、カロテノイド類)を意識
・抗糖化食品:玉ねぎ・緑茶・シナモン・生野菜・レモン・魚・豆腐など(糖質の吸収緩和やAGEs生成抑制が期待される)
・糖質は“控えめ”に(白ごはんやパン、甘いものの頻度を見直す)
・高温・長時間加熱料理(焼き過ぎ・揚げ物)はAGEsが増加するので控えめに
・夜遅い食事や過食も糖化促進要因

<具体例>
朝食:フルーツ+ヨーグルト、緑茶
昼食:生野菜サラダ+ナッツ、魚料理
間食:ベリー類やナッツ
夕食:豆腐+玉ねぎ+トマト、オリーブオイル

3. 生活習慣の見直し
・深い睡眠(成長ホルモンの働きで代謝が促進されAGEsが分解しやすくなる)
・禁煙・節酒
・ストレスマネジメント(瞑想・呼吸法で自律神経を整える)
・適度な運動で糖質を余らせない
・こまめな水分補給や体の冷却

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糖質制限と抗酸化栄養摂取がWで効く!
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AGEsを一度ためると分解されにくいので、
“予防”がとても大事です。

まとめとして

酸化=体の「サビ」、糖化=体の「コゲ」!
どちらも老化・病気の根本原因。

夏は紫外線や糖質過多で
これらが最も進みやすい。

「抗酸化」「抗糖化」の両輪で対策を。

抗酸化栄養素、抗糖化食品、
糖質控えめな食事でAGEsを
ためない生活をスタート!

紫外線対策や規則正しい生活も重要。

ほんの少しの工夫で、
体の「さび」と「こげ」を遠ざけることができます。

夏の健康管理は「酸化&糖化」のブロックが鍵です。
ぜひ今日から意識してみてください。

それではまた。

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